光ディスクユーザが抱える問題として読込時のエラーが少なからず発生するという点が挙げられます。光ディスクの形態上、データ記録面の汚れや傷は避けられず、現場での光メディア品質解析には手作業で1枚1枚個別に確認するのが現状です。この時間と手間のかかる作業を光ディスク解析機能を搭載したディスクパブリッシャーで連続200枚自動解析を可能としました。
ODA2200 QAはデータ記録品質を重視した光ディスク運用を行う企業での活用が見込まれ、データ書込時に同時解析を行うことで事前に書込不良メディアを判別し、データ交換や配布を目的とした運用では相手先でのメディアに起因する読込エラーを未然に防ぐ事が可能となります。また、長期保管媒体の品質チェックを定期的に実施することで、保管データの保全に有効です。
ODA2200 QAの解析機能を利用し、ブランクメディアの品質チェックも可能です。購入後保管しているブランクメディアにおいて、データ記録面の傷やくもりといったデータ書込エラーに繋がる要因を事前に取り除くことで書込データの信頼性向上に貢献します。
DLL形式で提供されるSDK(ソフトウェア開発キット)です。
詳細な状態取得や制御など、標準ソフトウェアでは実現できない機能を実装可能にします。
国家機関でも採用されているAES暗号化アルゴリズムを利用した暗号化オプションです。
メディアが配布されることを前提に設計しているので、書込みの段階で復号化ソフトウェアも同時に書込みします。
つまり、PCとパスワードさえあればどこでも復号化できます。
書込み・印刷データを設定したフォルダに移動するだけで、書込み・印刷を実行します。
ファイル操作のみで各種アプリケーションからの発行やUNIX/Linux/MacなどのOSからも実行ができます。
ODAシリーズ向けのクラスタリングソフトウェアです。
負荷分散と高速処理を同時に実現する、疎結合型並列クラスタを採用しています。
型名 | ODA2200 QA |
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ドライブ種類 | DVD/CDドライブ |
ドライブ数 | 2台、4台 |
ディスク枚数 | 200枚 |
ラベル印刷方式 | インクジェット方式 |
対応ディスクと書き込み速度 | DVD±R×16/DVD±R DL×8 DVD-RW×6/DVD+RW×8 CD-R×40/CD-RW×24 |
対応フォーマット | ISO9660/ISO9660拡張(joliet/RockRidge/文字種拡張) UDF1.02,UDF1.50,UDF2.50/UDF Bridge, VIDEO(DVD-Video) |
電源 | AC100V / 50/60Hz |
動作温度 | 温度:15℃~35℃ 湿度:20~80%(結露なきこと) |
外形寸法(mm) | 410(W) x 730(D) x 630(H) |
質量 | 約48kg |
付属ソフトウェア | ・UNITEX FASTDVD Publisherソフトウェア ・UNITEX FASTDVD Quality Analyzer |
スタッカ | 入力スタッカ 100枚×2、出力スタッカ 200枚×1、エラー専用スタッカ 20枚×1 |
セキュリティ機構 | キーロックによるメディア格納領域の保護 |
オプション | モニタ、キーボード、マウス |