DX化推進、AI/IoTの利活用によりデジタルデータが急増し、大容量データを効率的に低コストで長期保存・管理する需要が高まっています。その中で大量の光メディアに離散しているデータ資産の一元管理と利活用は各企業・官公庁での課題となっています。
データとして保有中の光メディア200枚をセットし、前面タッチパネルでジョブを実行するだけで、自動的に光メディアが搬送され、光学ドライブによるデータ記録面の読取り、レーベルスキャナによるレーベル面の読取りが行われます。読取りが完了すると、指定されたアーカイブ先に自動でアーカイブし、データが集約・移行されます。
読込んだレーベルイメージは、データ記録面のデータとセットでアーカイブされます。レーベルイメージはAIと画像解析機能により文字として認識可能な部分及びバーコード・QRコードが自動的にメタデータ化されます。付与されたメタ情報により、データ利活用時の検索が容易になります。またメタデータは後からでも編集可能なため、既存のメタ情報の修正に加え、新たに追加することも可能です。
データのアーカイブ先は使用用途に合わせて指定可能です。例えば、大容量長期保存データはLTO、利用頻度が高いデータはクラウド、編集データはHDDなど選択できます。また、同時に複数のアーカイブ先へ出力することも可能なため、LTOテープとHDD、クラウドとLTOテープといった指定も可能です。複数のアーカイブ先を用意しておくことで、万が一アーカイブ先の1つが出力不可となった場合にも、業務継続が可能となり、BCP対策にもなります。
マイグレーションすることで現在の運用に即したメディアになる、新しいメディアになることで入出力速度が上がる、古いメディアを集約することで保管スペースや媒体の検索コストも軽減されるなど、様々な利点が生み出されます。
一過性のマイグレーション作業やプロジェクト等でご利用の際、サブスクリプションでのご利用もご用意しております。詳細は当社までお問い合わせ下さい。