FASTtape3000EX

メインフレームチャネルアタッチゲートウェイ

FASTtape3000EX

輸送便のようなリスクもなく、
メインフレームでの業務運用を一切変更せずに
磁気テープメディアを安全に受渡しできる
遠隔MT伝送システムがあります。

概要

ソリューション概要

輸送便にて磁気テープメディアの受渡しをしていませんか?
磁気テープメディアの輸送にはさまざまなリスクが存在します。

FASTtape3000EX遠隔MT伝送システムはデータセンターAのメインフレームから出力された磁気テープメディアを
遠隔地のデータセンターBで全く同一の複製された磁気テープメディアとして出力しますので
輸送便による磁気テープメディアの受渡しが不要になります。

【概要図】

概要図
構成例
構成例
搭載磁気テープ装置

1/2インチカートリッジ磁気テープ装置(7巻タイプ)

  • 18トラックリード、36トラックリード/ライト、7巻オートローダ

特長

ソリューションの特長

  • データセンターAのメインフレームから出力された磁気テープメディアをFASTtape3000EXで読込み、
    遠隔地データセンターBのFASTtape3000EXで全く同一の複製された磁気テープメディアを出力します。
  • データセンターBのメインフレーム処理は、従来の磁気テープメディア受渡しと同様、
    業務運用を変更することなく処理することができます。
  • ワンタッチ操作とラベルチェックによりオペレーションミスを無くした確実な複製ができます。
  • 双方向の読込み、書込みができます。
  • 暗号化もできます。

主な使用例

従来システムの課題

M情報総研殿では、データセンターAとデータセンターB間の磁気テープメディア受渡しに輸送便を使用しておりました。輸送便による磁気テープメディアの受渡しにはさまざまなリスクや工数が存在します。

  • 輸送時の紛失による機密情報・個人情報など漏洩のリスクがある。
  • 輸送時の破損に細心の注意が必要。
  • 情報セキュリティを確保するための万全な輸送手段が必要。
  • メディアの持ち出しに関する入出庫管理が煩雑。
  • 夜間や緊急時の持ち出し手続きが難しい。・・・・など

また、メインフレームのデータを遠隔地に伝送するには、メインフレームに新たな周辺機器/ソフトウェアを増設し、伝送システムを構築しなければなりませんが高額な投資となってしまいます。

導入のメリット

  • メインフレームに新たな周辺機器やファイル転送ソフトウェアを追加することなく、また、メインフレームでの業務運用を一切変更せず、磁気テープメディアの受渡しを実現します。
  • 新たなメインフレーム用周辺機器やファイル転送ソフトウェアの導入と比較して低コストです。
  • 磁気テープメディア輸送時のリスク、工数が削減できます。
  • 出力されたメディアはリモートサイトに複製磁気テープとして保管することができます。