MCS3500

マルチメディアコンバータ

マルチメディアコンバータ MCS3500

異なるシステム、異なるメディアでのデータ交換用マルチメディアコンバータ。
レガシーテープから光ディスクまで、多種多様な媒体の受入・返却に対応。

受入・返却システム構成例

多様なメディアでのデータ交換業務に
特化した受入・返却システム

  • 金融機関や官公庁が対外企業とデータ授受を行うために利用するマルチメディアコンバータシステムです。
  • メインフレームやオープンサーバー、お客様のソフトウェアが 稼働するホスト環境と外部企業環境との間で、データのやり取りにおける細かなメディアフォーマットの読み書き、誤り防止、オペレーション、管理などを一元化した中継機能を導入することで、簡単・確実なデータ交換業務を行っていただけます。

主なご利用用途

  • 全銀協フォーマット振込・振替データ交換
  • 個社フォーマット振込・振替データ交換
  • 支払調書データ交換
  • 地方税納付データ交換
  • 預金保険機構データ交換
  • 全銀RCデータ交換
  • 統合ATMデータ交換
  • ホスト形式ファイル(固定長・可変長)データ交換
  • 汎用テキストファイルデータ交換
  • 汎用バイナリファイルデータ交換 等

特長

レガシーメディアの長期運用継続が可能

1. レガシーメディアの長期運用継続が可能

  • レガシーメディアの入出力が可能な装置を提供しています。5年以上の長期保守にも対応が可能です。
  • 「システム更改のため短期間利用したい」という場合には、購入に加え、レンタルもご利用いただけます。
様々なメディアに対応

2. 様々なメディアに対応

  • LTOやCD/DVD/BD、USBメモリなどさまざまなメディアをご利用いただけます。
  • LTOは従来形式 (SL/NL) に加え、LTFS 形式にも対応しています。
  • DVDは全銀協の光ディスク基準に準拠しています。
複数装置による処理の並列実施可能

3. 複数装置による処理の並列実施可能

  • 1つのシステム制御装置に複数の装置を接続することで、処理の並列実施が可能です。
  • これにより、制御装置 1台あたりの業務処理効率が向上します。
  • また、同時に処理を実施したい装置台数分の制御装置を用意するコストを削減可能です。
伝送による対外データ授受にも対応

4. 伝送による対外データ授受にも対応

  • メディアだけでなく、伝送を介した外部とのデータ授受も可能です。
  • 例えば、通信障害などに備えてメディアと伝送の両方の仕組みを維持したい場合、1 つのシステム内に組み込むことで構築コストを削減し、それぞれへの切り替えも容易に行えます。
冗長化構成による業務継続性を確保

5. 冗長化構成による業務継続性を確保

  • 電源モジュールやネットワークポートなどハードウェアの冗長化に加え、システムの冗長化構成も可能です。
  • 例えば、冗長機器を準備し、管理情報をデータベースに集約することで、機器障害が発生時しても運用の継続が可能です。また、遠隔地のデータベースとのミラーリング構成を組むことにより、スムーズに災害対策システムへの切り替えが可能です。
ユーザー管理によるオペレーション制限と履歴管理

6. ユーザー管理によるオペレーション制限と履歴管理

  • ユーザー毎に操作を制限、管理可能です。
  • 処理履歴は編集不可のデータベースに記録されます。
  • OSのユーザーログインと併用することで、情報漏洩のリスクを軽減可能です。
メニュー選択等による操作ミス防止

7. メニュー選択等による操作ミス防止

  • 業務は一覧から選択して実施するだけで、自動的に進行します。
  • 業務の処理内容は事前に登録しメニュー化されるため、普段行わない業務を誤って実施するリスクが軽減されます。
  • バーコードを使用して業務を選択する機能や、上位のシステムから今日の予定を取得しスケジュールに含まれている業務のみを表示する機能など、操作ミスを防止する機能も備えています。
データの暗号化・復号化

8. データの暗号化・復号化

  • データの暗号化・復号化には、COMPLOCKⅡ、秘文、 ZIP のいずれかのソフトウェアをオプションとして選択可能です。
  • その他の暗号化方法を希望の場合は、その組み込みにも対応しています。
  • データ授受の際には、自動的に暗号化・復号化が行われます。
  • 暗号キー等は暗号化されたデータベース上で管理され、管理者以外はアクセスできません。
FTP、HULFT などの柔軟なホスト連携が可能

9. FTP、HULFT などの柔軟なホスト連携が可能

  • メインフレームやオープンシステムなどホスト環境との 入出力データの処理連携形式として、FTP/FTPS/SFTP、 HULFT、Linkexpress のいずれかをオプションとして選択いただけます。
  • その他の形式を希望される場合、その組み込みにも対応しています。
文字コード、フォーマット変換などの変換処理

10. 文字コード、フォーマット変換などの変換処理

  • メインフレームで作成された漢字を含むデータのコード変換が可能です。
  • 文字コード変換 ( SJIS/IBM/JEF 等 漢字コード 17 種、 JIS/EBCDIC 等 1 バイトコード 5 種 )、レコード形式変換 ( 固定長、可変長、CSV 等セパレータ形式 ) 、項目型変換 ( 文字列、バック / ゾーン形式、バイナリ ) に対応しています。
  • 条件分岐や繰り返しが必要なマルチレイアウトファイルの変換にも対応しています。
全銀協レコードフォーマット対応

11. 全銀協レコードフォーマット対応

  • 口座振替や金融機関と委託者との企業間データ授受において定められた「全銀協レコードフォーマット」に対応しています。
  • ファイルの中身をチェックし、整合性を確認する機能を備えたオプションソフトウェアを提供しています。
  • 全銀協レコードフォーマット以外のフォーマット ( 個社フォーマット ) もオプションで対応しています。
システム連携、機能追加など柔軟なカスタマイズ可能

12. システム連携、機能追加など柔軟なカスタマイズ可能

  • お客様毎に作業環境やご要望をヒアリングし、最適なオプション、カスタマイズをご提案します。
  • 外部システムとの連携や帳票自動作成など様々な機能追加の実績があります。

ソフトウェア

管理者 ソフトウェアの起動とログイン

ソフトウェアの起動とログイン

  • MCS3500はGUIソフトウェアで操作を行います。
  • ソフトウェアを起動するとログイン画面が表示されます。 OSのユーザーとは別に、ソフトウェア専用のユーザーIDとパスワードを入力します。
  • シングルサインオン機能を利用することにより、OSにログインしたユーザーがソフトウェアでも自動的に認証され、登録されている権限に基づいて直接メインメニューにアクセスできるようになります。
管理者 メインメニュー

メインメニュー

  • ログインすると、3つのメニューが表示されます。
  • 「業務実施」は、運用者の方がメディアの読み書きなどの処理 ( 業務 ) を実施するメニューです。
  • 「業務管理」は、業務の処理内容を事前に設定・確認を行うメニューです。
  • 「ユーティリティ」は、メディアの初期化やダンプの取得、ファイルコピーなど4つの機能を実施可能なメニューです。
業務管理メニュー

業務管理メニュー

  • 「業務管理」メニューを開くと、2つのサブメニューが表示されます。
  • 「業務情報一覧」は、メディアの入出力の方法や、ファイルの転送方法、暗号化方法、データ変換方法などの、業務の処理内容を設定・確認するメニューです。
  • 「暗号化情報一覧」は、暗号化・復号化や圧縮におけるパスワードやキーを設定・確認するメニューです。
業務情報一覧

業務情報一覧

  • 登録されている業務が一覧で表示され、詳細な処理内容を設定・確認する画面です。
  • 業務は「新規」ボタンから作成します。また、既存の業務を「複製」することも可能です。
  • 「基本設定 ( 業務コードや業務名など )」、「デバイス固有設定 ( メディア種毎の業務実施時の処理内容など )」、「ファイル情報 ( ファイル名、暗号化方法、各種コード変換、データ転送先ホストなど )」を設定可能です。
業務情報の設定・管理に役立つエクセルマクロの提供

業務情報の設定・管理に役立つ
エクセルマクロの提供

  • 業務情報はソフトウェア内での管理の他、「インポート / エクスポート」機能を使用して外部入出力が可能です。
  • 「業務情報インポート用ファイル」を作成できるエクセルマクロを提供しています。これを活用することで、MCS3500設置環境以外でも業務の設定・管理が可能となります。
ユーティリティ - マルチメディア処理

ユーティリティ - マルチメディア処理

  • コピー元からコピー先にファイルを複製する機能です。例えば、DVDからLTOへの書き込みが可能です。
  • また、ファイルダンプやブロックダンプを取得することができます。これにより画面表示や帳票でファイルの中身を確認可能です。
ユーティリティ - メディアコピー

ユーティリティ - メディアコピー

  • メディアを複製する機能です。
  • また、LTOの世代変換に利用することも可能です。
    例えば、LTO-6とLTO-8のドライブが接続されている場合、ブロック単位のデッドコピーによって、異世代間のメディア複製が可能です。
  • さらに、CMTからLTOなど、異なるメディア間でのブロックコピーも可能です。
ユーティリティ - 初期化

ユーティリティ - 初期化

  • メディアの初期化を行う機能です。
  • フォーマットやブランクメディア化などが画面操作で簡単に実施可能です。
  • オートローダー機能を備えた装置をご利用の場合、枚数指定や、ボリューム名の複数指定による連続初期化も可能です。
ユーティリティ - ファイル比較

ユーティリティ - ファイル比較

  • 装填した2つのメディア内のファイルを突合し、差異があるかをチェックする機能です。
  • 比較結果としてダンプレポートを出力可能です。
  • 例えば、現行システムから新システムへの移行時の現新比較に利用可能です。
運用者 ソフトウェアの起動とログイン

ソフトウェアの起動とログイン

  • MCS3500はGUIソフトウェアで操作を行います。
  • ソフトウェアを起動するとログイン画面が表示されます。 OSのユーザーとは別に、ソフトウェア専用のユーザー名とパスワードを入力します。
  • シングルサインオン機能を利用することにより、OS にログインしたユーザーがソフトウェアでも自動的に認証され、登録されている権限に基づいて直接メインメニューにアク セスできるようになります。
運用者 メインメニュー

メインメニュー

  • ログインすると、3つのメニューが表示されます。
  • 「業務実施」は、運用者の方がメディアの読み書きなどの処理 ( 業務 ) を実施するメニューです。
  • 「業務管理」は、業務の処理内容を事前に設定・確認を行うメニューです。
  • 「ユーティリティ」は、メディアの初期化やダンプの取得、ファイルコピーなど4つの機能を実施可能なメニューです。
運用者 業務実施メニュー

業務実施メニュー

  • 「業務実施メニュー」を開くとサブメニューが表示されます。
    ※メニューの数・種類はご利用用途に合わせ変更可能です。
  • 「書込処理」は、ホスト環境から受け取ったデータをメディアに書き込む業務を実施するメニューです。
  • 「読込処理」は、メディアを読み取ってホスト環境へデータを送信する業務を実施するメニューです。
  • 「履歴一覧」は、書き込みや読み込みなどの業務実施履歴を確認するメニューです。
書込処理

書込処理

  • ホスト環境から受け取ったデータをメディアに書き込む業務を実施する画面です。
  • 接続されている装置毎のタブが左上に表示されます。それぞれ独立して操作が可能で、事前登録された業務が表示されます。
業務実施の流れ ( 書込の場合 )

業務実施の流れ (書込の場合)

  1. 実施する業務を選択し、開始ボタンを押下します。
    業務を複数選択しての連続実施や、複数装置での並列実施も可能です。
  2. 表示される指示に従って確認ボタンの押下や、メディアの装填を行います。
  3. データの書込みや暗号化など、事前登録された内容が自動的に処理されます。
  • 必要な操作は業務選択とメディアの装填、ボタンの押下のみです。
  • 処理内容が事前に登録されているため、簡単操作で確実な業務実施が可能です。
読込処理

読込処理

  • メディアを読み取ってホスト環境へデータを送信する業務を実施する画面です
  • 書込処理と同様に、事前登録された業務を選択し実施することで自動的に処理が行われます
  • 事前に正副メディアの情報を登録しておくことで、「副ボリューム読み込み」を選択するだけで読み込むメディアを切り替え可能です。
各処理画面に表示される業務

各処理画面に表示される業務

  • 処理画面には、基本的に事前登録されている業務が全て表示されます。
  • ホスト環境からデータを受け取り実施可能になった処理のみを表示する運用や、スケジューリング機能によってその日の作業のみを表示する運用も可能です。
  • また、業務グループを設定しておくことで、表示業務のフィルタリングが可能です。
履歴一覧

履歴一覧

  • データベースに蓄積された業務の実施履歴を確認する画面です。
  • 日時やメディア種別などの条件を選択し検索を行うと、履歴が一覧で表示されます。
  • ダブルクリックで、詳細情報を表示させることができます。
  • また、検索結果を帳票やタブ区切りテキストで出力することが可能です。

インターネット伝送機能  カタログ

  • データブリッジ装置により閉域ネットワークを維持したまま
    インターネット回線を使って安全にデータ伝送が可能
  • 専用回線不要で取引先の負担も小さい
  • 現在の媒体交換業務は維持しつつインターネット伝送に
    少しずつ移行できる
MCS3500-WEB構成図

バーコード/QRコード業務自動紐付け対応
      DVD/CD データ交換用 ODA シリーズ

  • オートローダによる DVD/CD レーベル面の自動スキャン機能を備えたCD/DVD/BDマルチ光ディスクシステム
  • 入出力直前にレーベル面をスキャンし、印字されているバーコード/QR コードを解析し自動的に業務と紐付け
  • バーコードスキャナでメディアをチェックし装置へ装填する一般的なオペレーションとは異なり、オペレーションの自動化および連続処理、正確な実施が可能
  • 順番を気にせずメディアをセットするだけで済むため、オペレーションやチェックにかかる工数削減

LTFS ハードウェア暗号化

  • LTOドライブのハードウェア暗号化機能を利用した暗号化オプション
  • ハードウェア暗号化機能を用いることで、高速な LTO テープの転送速度を落とすことなく入出力可能
  • ユニテックス独自の暗号方式ではないため、当社ソフトウェアを利用しなくても復号化可能
  • COMPLOCKⅡ、秘文などのファイル暗号と組合わせることで、より強固なセキュリティが実現可能

マウント表示連携

  • ホストコンピュータからの HULFT 集配信を契機に、画面上にマウント要求を表示するオプションソフトウェア
  • 予めデータベースに業務情報を登録しておくことで、煩雑な操作は必要なく、メインフレーム直結 CMT 装置のように、表示された VOLSER を装填する運用が可能
  • メインフレーム直結 CMT 装置の保守切れ、FICON ⇔ ESCON マイグレーション装置 (IBM PRIZM) の保守切れ時にも、従来の運用と大きく変更することなく運用が可能
  • 標準 MCS3500 と同様に各種チェックや文字コード変換、暗号化オプションなどが併用可能
マウント表示連携

製品仕様

システム制御装置

型名 MCS3500 MCS3500 LT MCS1100
オペレーティングシステム Windows Server 2019/2022 Standard Windows 10 / Windows 11
制御ソフトウェア MCS3500統合管理ソフトウェア
メモリ 8GB
ハードディスク 500GB 以上 RAID構成 500GB 以上 ※冗長構成無し
ネットワーク 冗長構成有り 冗長構成無し
モデル ラック型/タワー型 タワー型 タワー型/スモール型
添付品 モニタ、キーボード、マウス
保守対応 24x365保守可能 標準保守
その他 接続デバイス:各種対応可能 接続デバイス:USB製品4式まで

※ 制御装置仕様は、予告なく変更する場合があります。

デバイスオプション

装置 機種 仕様
CMT装置 シングルモデル(USB/SCSI) 18Track Read,36Track Read/Write
CMT装置 5巻オートローダモデル(USB/SCSI) 18Track Read,36Track Read/Write
CMT装置 10巻オートローダモデル(USB/SCSI) 18/36Track Read/Write
DAT装置 シングルモデル(USB/SCSI) DAT-160/DAT-320
FD装置 3.5インチFDオートローダモデル 50枚オートローダ IBM/DOSフォーマット
FD装置 3.5インチシングルモデル IBM/DOSフォーマット
MO装置 3.5インチMOシングルモデル(USB) 2.3/1.3G/640/540/230/128MB
DVD/CD装置 シングルモデル(USB/SAS) CD-R/RW,DVD-R/±RW/-RAM
DVD/CD
パブリッシングシステム
オートローダモデル オートローダ 100枚
CD-R/RW,DVD-R/±RW/-RAM
BD装置 シングルモデル(USB/SATA) BD-RE/RE-DL/BD-R/R DL
CD-R/RW,DVD-R/±RW/-RAM
LTO装置 シングルモデル(USB/SAS) LTO-5/6/7/8/9

対応メディア

ソフトウェアオプション

型名 品 名 仕様
MCS FT2000 FT2000データ伝送ソフトウェア FTP/HULFTを利用してを利用してホストシステムとのデータ伝送を行います。
MCS HULFT HULFT連携ソフトウェア HULFTによるファイル転送やバッチ処理など、MCS3500との業務連携を行います。
MCS ZENGIN 全銀協フォーマットソフトウェア 全銀協フォーマットに合致しているかを項目属性や件数/金額とトレーラレコード照合などを行い検査します。
MCS TapeTRAN データ変換ソフトウェア ファイルの汎用的なデータ変換を行います。1バイト/2バイト文字コード変換、項目属性変換などが可能です。
MCS COMPLOCKⅡ COMPLOCKⅡ 暗号化ソフトウェア COMPLOCKⅡによる、ファイルの暗号化/復号化を行います。
MCS 秘文DE 秘文 暗号化ソフトウェア 秘文による、ファイルの暗号化/復号化を行います。
MCS Zip Zip 暗号化ソフトウェア Zipによる、ファイルの暗号化/復号化を行います。
MCS LTFS Encryption LTFS暗号化ソフトウェア LTOドライブのハードウェア暗号化機能を使用したLTFS暗号化/復号化を行います。
MCS TapeTRAN-LTO LTOデータ変換ソフトウェア LTOテープデータのデータ変換を行います。1バイト/2バイト文字コード変換、項目属性変換などが可能です。
MCS QR QRコード連携ソフトウェア QRコードを利用し、指示書とメディア照合による業務管理を行います。
MCS BarCode バーコード連携ソフトウェア バーコード印刷/読込み連携を行います。
MCS LTFS3000 UNITEX LTFSソフトウェア LTFS機能により、LTOテープをHDDのように操作することができます。
MCS Load Display マウント表示連携ソフトウェア ホストコンピュータからの HULFT 集配信を契機に、画面上にマウント要求を表示します。
MCS ODA ODA連携ソフトウェア DVDパブリッシャの制御を行います。
MCS FASTDVD Cluster ODAクラスタリングソフトウェア DVDパブリッシャ複数台構成時の冗長化が可能です。
MCS Backup&Recovery システムバックアップソフトウェア システム制御装置のバックアップ、リストアを行います。
MCS パトランプ パトランプ連携ソフトウェア ホストからのファイル受信と、予め設定した時限の超過をパトランプで通知します。

※「 COMPLOCK 」は富士通エフ・アイ・ピー株式会社の登録商標です。

FT2000/HULFT2000 データ伝送制御装置

オペレーティングシステム Windows Server 2019/2022 Standard
データベース管理ソフトウェア Microsoft SQL Server 2019
メモリ 8GB
ハードディスク 500GB 以上 RAID構成
ネットワーク 冗長構成有り
仮想マシン 構成可能

※ 制御装置仕様は、予告なく変更する場合があります。

よくあるご質問

MCS3500は金融機関および官公庁、地方公共団体、企業間などのさまざまなデータ交換フロントシステム
として利用可能なマルチメディアコンバータです。
MT、CMT、MO、FD、LTO、CD、DVD等のさまざまな媒体に対応し、これまで各システムで用意していた
データ交換機能の統合が可能です。

主な特長は以下の通りです。

  • レガシーテープをはじめとする幅広い対応媒体
  • データ伝送機能によるホストシステム連携
  • ユーザーログインによるデータ改竄/外部漏洩防止
  • 豊富なオプション機能とカスタマイズ
  • 信頼の5年間保守サポート

[最終変更日: ]

CMTやMTなどの各種装置を継続販売しており、5年以上の長期保守が可能です。
また、レンタルサービスでは、お客様のニーズに合わせ、適切な期間、機能をご提供いたします。

[最終変更日: ]

はい、全銀協光ディスク基準に対応しています。
MCS3500では、全銀協光ディスク基準に加えより広範な形式に対応しています。

[最終変更日: ]

はい、LTFSフォーマットにも対応しています。MCS3500では、ホスト間データ交換などで
利用される従来形式 (SL、NL) および LTFS の両形式に対応しています。

[最終変更日: ]

はい、並列で業務を実行させることが可能です。
並列処理により、1システムあたりの処理能力が向上します。

[最終変更日: ]

はい、HULFT伝送によるデータ授受が可能です。
予め登録した業務情報に従い、オペレーション不要で自動的にデータ授受が可能です。
また、媒体入出力装置も構成しておくことで有事の際に、媒体によるデータ授受に
切替えることが可能となります。

[最終変更日: ]

電源モジュールやネットワークポートなど、ハードウェアそのものの冗長化に加え、システムの冗長化構成も
可能です。管理を DB に集約する事により、機器障害発生時も冗長システムで運用継続可能となっています。
また、遠隔地の DB とのミラーリング構成を組むことにより、スムーズに災害対策システムへ移行も可能です。

[最終変更日: ]

アプリケーションのユーザー登録管理/権限管理により、ユーザー毎に操作が制限可能です。
処理履歴は全て DB に記録されるため、不正な編集はできません。
サーバーOSのセキュリティ機能との相乗効果により、情報漏洩リスクなどを軽減します。

[最終変更日: ]

MCS3500では、以下機能によりミスの予防やチェックが実施可能です。

  • 操作権限設定による利用機能や誤ったオペレーションの防止
  • 管理者が事前登録した業務をメニューで選択する事で、画面操作ミスなどを防止
  • 指示書や媒体QRコード読取り機能で、オペレータによる選択を不要とする事も可能
  • スケジュール機能による計画済業務のみの実行、外部進捗管理システム連動など
  • 装填媒体のボリューム名およびファイル名、レコード形式チェックなどによる媒体取違いの防止および確認

[最終変更日: ]

金融機関で実績が多いCOMPLOCKⅡに加え秘文、ZIPなどの各種暗号化・復号化が可能です。
暗号化キー等は暗号化された DB 上で管理され、オペレータが認識することはできません。
入出力の業務実施時に、業務に登録された内容を元に自動的に暗号化・復号化を実施するため、
特別なオペレーションを意識する必要もありません。

[最終変更日: ]

入出力データのホスト連携には以下が選択可能です。

  • FTP、SFTP
  • HULFT
  • Linkexpre
メインフレームやオープンシステムとの処理連携に柔軟に対応が可能です。

上記以外につきましても、カスタマイズにより対応可能です。
詳しくはお問い合わせページもしくは営業部までご連絡ください。

営業部
TEL: 050-3386-1242/FAX: 042-710-4660

[最終変更日: ]

文字コード、レコードフォーマット変換などの高度な変換処理が可能です。

  • メインフレーム作成された漢字を含むデータのコード変換
    (漢字コード17種、1バイトコード5種と多彩な変換に対応)
  • 項目型変換 (文字列、パック/ゾーン形式、バイナリ)
  • レコード形式変換 (固定長、可変長、CSV等のセパレータ形式)
  • 条件分岐や繰り返しが必要なマルチレイアウトファイルの変換

[最終変更日: ]

はい、対応しております。
※全銀協レコードフォーマット以外のフォーマット(個社フォーマット)もオプションにて取り扱いしております。

  • 件数および金額の整合性確認の他、指定日期間や金融機関コード等の確認
  • 委託者コードや種別コードなどのレコード項目内容が、受入結果画面や帳票にて確認可能
  • 全銀協レコードフォーマットの場合、ファイルを結合してホストに送信したり、ホストから結合ファイル受信後に分解する事も可能
  • メディアのフォーマット(CMT:SL/NL、FD:DOS/IBM)やファイルの文字コード/改行コード/終端コードは自動判別し処理
  • 受入時に処理したファイルの文字コード/改行コード/終端コードを保存しておき、返却時に自動で同じ形式に変換し書込が可能
  • 受入済みメディアの復旧が可能
※返却時に受入媒体が不良等で使用不可となった場合、別の媒体に受入時のデータを復旧させることで返却業務の継続が可能となります

[最終変更日: ]

はい、お客様の運用に合わせ柔軟にカスタマイズが可能です。
外部システムとの連携や帳票自動作成など様々な機能追加実績が有ります。

[最終変更日: ]

はい、業務情報の事前登録が必要となります。
業務情報にはホストと連携するファイル情報、データ変換設定および暗号化設定などを指定します。
事前登録することで、実際の業務実施時には、実行された業務と事前登録された業務情報が自動的に紐
付き、オペレータが意識することなく連携ファイルの受信、データ変換および暗号化などが行われます。

なお、業務情報は以下2つの方法で登録が可能です。

  • MCS3500 統合管理ソフトウェアの画面上から登録
  • 専用のインポートファイル作成マクロ (エクセルファイル) にて作成したインポートファイルを登録

[最終変更日: ]

はい、お客様の要望に合せ、柔軟なシステム構成および導入をご提案します。
既存ラックへの導入なども可能です。

[最終変更日: ]

たとえばCMTなら最大10巻、DVD/CDなら最大200枚までの連続処理が可能な
オートローダ装置をご用意しています。

[最終変更日: ]

はい、可能です。デモンストレーションおよび媒体互換性検証を
ご希望の場合は弊社営業部までお問合せください。

[最終変更日: ]

はい、IBMフォーマットにも対応しています。
MCS3500では、DOSフォーマットおよびIBMフォーマットの両形式に対応しています。

[最終変更日: ]