幅483mm、奥行き850mm、高さ44mm(1U)の省スペーステープオートローダ装置。
わずか1Uのラックスペースで最大162TB(LTO-9モデル、非圧縮時)の記憶容量を実現します。
オープンテープ業界標準のLTO Ultrium規格に準拠したLTO Ultrium-9(LTO-9)ドライブ、LTO Ultrium-8(LTO-8)ドライブ、およびLTO
Ultrium-7(LTO-7)ドライブに対応し、
1巻当たり18,000GB(LTO-9搭載、非圧縮時)の高記憶容量テープに最大データ転送速度
300MB/s(非圧縮時)の高速バックアップ処理が可能です。
すべてのスロットがマガジン方式のため、テープ交換作業が容易で、マガジン単位のオフサイト保管も可能です。
待機時の消費電力を約30%抑える省電力モード機能を搭載し、電力削減に貢献します。
SAS-12Gbpsインターフェース対応のLTO-9ドライブを、SAS-6Gbpsインターフェース対応のLTO-8またはLTO-7ドライブを搭載しています。
ドライブインタフェース経由でロボットを制御するLDI(Library Drive Interface)機能を搭載し、オートローダ本体とホストとのインタフェース接続は不要です。
オートローダの監視モニタを標準で装備し、ネットワーク経由でWebブラウザを使用して、遠隔地からも本装置(ロボット、各スロット、ドライブの状態等)の監視
および管理が可能です。*1
また、IPv6にも対応しています。
*1: データカートリッジの使用量/残量を確認可能。
LTO4以降のドライブに搭載されている暗号機能を有効とし、使用する暗号鍵を管理するための手段として、H/Wオプション「暗号鍵管理オプション」を提供します。
このオプションにより、バックアップソフトに依存せず、簡単にセキュアなバックアップシステムを構築可能です。
Windows、Linux、Solarisなどオープンプラットフォームに、またプラットフォームの混在環境にも対応しています。
iStorage T09Aテープオートローダのハイパフォーマンスなストレージ機能を、フルに活用できます。
モデル名 | iStorage T09A | ||||
型番 | NF6301-A9S | NF6301-A8S | NF6301-A7S | ||
カートリッジスロット数 | 9巻 | ||||
I/Oステーション | 1巻(使用時に通常スロットが1個減少する) | ||||
装置記憶容量 | 162.0TB(405TB *1) | 108.0TB(270TB *1) | 54.0TB(135.0TB *1) | ||
装置最大スループット | 1,080GB/h(2,160GB/h *1) | ||||
搭載ドライブ | ドライブ種類 | LTO Ultrium-9 | LTO Ultrium-8 | LTO Ultrium-7 | |
ドライブインタフェース | SAS(12Gbps) | SAS(6Gbps) | |||
コネクタ形状 | Mini-SAS HD | Mini-SAS | |||
ドライブ数 | 1台 | ||||
物理諸元 | 寸法 | 幅 | 483mm | ||
奥行き | 850mm | ||||
高さ | 44mm | ||||
質量(カートリッジを除く) | 13.0kg | ||||
電源条件 | 電源入力 | AC100-240V, 50/60Hz単相 | |||
最大消費電力 | 有効電力 | 110W | |||
皮相電力 | 100V:120VA, 200V:120VA | ||||
EMI規格 | VCCI Class A | ||||
環境条件 | 温度 | 10~40℃(稼働時)/10~40℃(保管時) /-30~60℃(輸送時) *2 |
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相対湿度(結露無きこと) | 20~80%(稼働時)/10~90%(保管時) /10~90%(輸送時) *2 |
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最大湿球温度 | 26℃ | ||||
動作環境 | 対応プラットフォーム *3 | Windows, Linux, Solaris | |||
対応バックアップソフト (認証予定 *3 を含む) |
NetBackup, NetVault, NetWorker, Arcserve Backup, Backup Exec |