映像はもっと自由を求めている 映像はもっと自由を求めている

スチールでも、動画でも、映像の世界で創造性を十分に
発揮させるには、制限から解放される必要があります。

 さまざまなモノ・コトがデジタル化した現代。映像の世界も同様、スチール、動画に問わず、テクノロジーによってほぼ思い通りに表現することが可能になってきました。しかしながら、テクノロジーでは表現しきれないことがいくつかあります。そのひとつが突発的で、ドラマチックで、リアルな『出来事』。何かと何かの出会い頭で起きたこと、思いもよらないときにみせる人の表情、2度と同じものが見られない自然現象など、どれも想定外の場所・時間で生み出されます。
想定外の場所・時間
 このような『出来事』をどのようにして捕らえるか。たとえば動画であればカメラを永遠と長回しする、スチールなら高速で制限なくシャッターを切り続けるということで解決するかもしれません。しかし、通常の撮影をしているときでも「あとどれくらい撮れるのか」とか「こんなに何枚もシャッターを切っても問題ないか」等々、“メモリー容量”のことが少しでも頭をよぎったことはありませんか?
作り手の創造性
 いくら高解像度で長時間撮影できる機材を揃えていても、欲しい瞬間を切り取り、残すことができなければ真の意味で性能を生かしているとは言えません。そのような撮影者のセンスや技術、そして機材の性能を超えたところにある見えない制限から解放されたときに、テクノロジーだけでは表現できない、映像の作り手の創造性を引き出すはずです。つまり、映像表現のクオリティを高めるために、大容量のメモリーを確保することは重要なファクターのひとつなのです。

より少ないコストで長時間および大量の撮影ができる
データ保存をご存知でしょうか?

撮影機材
 現状では多くの場合が『カメラ → メモリーカード → PC → クラウド/ NAS /外付けHDD』といった順で撮影データを保存していると思います。もし創造性を向上させるために高解像度のRAWデータで長時間の動画撮影、大量カットのスチール撮影を実現しようとすると、高額なメモリーカードを多数確保したり、クラウドの契約容量を増やしたり、NASや外付けHDDを買い足したりと相当な出費を覚悟しなければなりません。それが、あるメディアを足すことでコストや手間を大幅に削減することができます。
 そのメディアとは、銀行や官公庁などにおける重要情報データの保存や、クラウドやデータセンターでバックアップするために使用されている磁気テープ「LTO」です。名刺二枚ほどのコンパクトサイズ、通電不要、約30年保管が可能といった利便性・信頼性ともに高いカートリッジに保存できるデータ量は、最新のLTO-9の場合で最大約18TB。4〜5TBの外付けHDDと同等の価格で何倍もの容量を、省スペースで保管できます。
LTOテープ寸法
 また、容量を増やしたい場合はカートリッジを購入するだけで済むため、システムの見直し等、大掛かりな改修のためのコストを気にする必要はありません。撮影データも、編集データも、1つのプロジェクトの素材をすべて保存できることで、要るか要らないかと頭を悩ませながら撮影データを取捨選択する手間を省き、メモリーカードは最低限の数で使い回すことができ、クラウドなどは加工や編集作業をするのに必要な分だけ用意すれば良くなります。皆さんはもうお気づきだと思いますが、これから撮影し続ければ必ずクラウドやNASや外付けHDDを追加し続けていくことになります。また、Disk製品は通電を必要とするため電力コストもそれなりに掛かってきます。長い目で見るとLTOを導入する方が遥かに低コストでありながら思う存分撮影できる、カメラマンにとって理想的な環境を作ることができると言えます。

LTOを使用するには専門の知識とシステムが必要。
数年前までのその常識を覆したのが、
ユニテックスのUSB接続LTOテープ装置です。

 先述の通りLTOは機密情報などの保存にも使用されるハイセキュアなメディアで、専門の技師やSASインタフェースを搭載したサーバ機が必要でした。しかしLTOの世代進化に伴いLTFSというファイルシステムが誕生し、HDDのようにドラッグ&ドロップによるデータコピーが可能に。そして同時期にユニテックスが世界で初めてUSB接続のLTOテープ装置を開発。これにより個人のデスクトップパソコンで、ノートパソコンで、専門の知識がなくても、誰でもLTOを使えるようになったのです。
LTO SAS接続
LTO USB3.0 接続
LTO USB Type-C 接続
 また、簡単にデータをコピーするだけではなく、元データとの完全一致を自動的に確認するベリファイ機能やメタデータによるオフライン管理、履歴管理など、データ保存をより簡単かつ確実に行える独自のソフトウェアもご用意。大規模な映像制作プロダクションのようにサーバを保有している企業だけでなく、フリーランスのカメラマンやセミプロの方、携帯で写真を撮ることが趣味だという方まで、映像を愛する方々すべてに映像の持っている可能性を提供し、その創造性を発揮してもらいたいと考えています。

販売はもちろん、リースもご用意しております。
まずは一度使い方を見てみたい、触ってみたいなど、
お気軽にお問い合わせください。

 UNITEX LTシリーズは、世界のどこの国に行っても他では手に入れられない、USB接続によってLTOを使用できる唯一無二の存在です。また、プロフェッショナル向けの機器なので家電量販店等では販売していません。そのため、もし「良いな」とか「使ってみたいな」など少しでも興味を抱いた方は、ぜひ以下より製品ページをご覧いただき、弊社までお気軽にお問い合わせください。ユーザー様のデータの種類や利用環境によって最適なソリューションは変わりますので、そのあたりも含めて回答をさせていただきます。
UNITEX LTシリーズ
UNITEX LTシリーズについて
詳しくはこちら