自治体CD情報配信システム

自治体CD情報配信システム

全てのデータとラベル面が異なる
ユニークなメディア発行業務を自動化。

概要

ソリューション概要

各市町村への健康保険料の利用状況や情報発信として、今まではMOメディアを利用していました。
MOメディアによる課題は、書込み速度が遅いことや、一枚一枚人の手で作成するため手間が掛かる点です。
そこで、CD/DVDの配布を行う運用を考え、実現するために、ODA-1004/ODA-2004シリーズが採用されました。
採用された大きな理由は、自社開発製品・本体価格が安い・CD/DVDの書込みされたメディアから自動でデータを読込む機能がある点です。
またデータベース・アプリケーションとの連携をとるためのコマンドラインインターフェースが標準添付であったたため、システム開発が容易にできる理解してもらいました。

データの書込み・ラベル印刷は1枚毎にオリジナルCD/DVDを発行することができ、パブリッシャ本体の状態を監視する機能も標準でついていますので、
他社の統合システム運用管理ソフトとの連携しアラートをあげ、別のフロアでも監視することができます。

課題

従来システムの課題

現行でも利用状況の配信や情報の発信は行っていましたが、MOメディアを利用していたため、人的ミス及びコストの問題がありました。
MOメディア自体の特性として書込み速度が遅いこと、なども解決する必要がありました。
また、現行運用を行っているシステムとの連動を行うことが前提条件としてありました。
結果として現行の単なる更改ではなく、より高度なシステムへの連携を求められました。

  • CD/DVDメディアへ置換えることによる業務の高速化
  • 一枚一枚ユニークなCD/DVDメディアの発行
  • システムと連動することによる業務の自動化

特長

本ソリューションの特長

パブリッシャーのアプリケーション連携機能であるコマンドラインインターフェースを使用して現行の統合システムと連動することにより、一枚一枚内容とラベル面の異なるCD/DVDメディアをシステムから直接発行できるようになりました。
また、ラベル面に配信先拠点名や日付、データ概要などを自動で印刷させることもでき、メディアの識別が容易となりました。

結果として各拠点向けのメディア発行から配信までの時間が5分の1以下に削減されました。
システムと連動し業務を自動化することにより、専属オペレータが必要なくなると共に、パブリッシャーへの障害発生時にはシステムへ直接アラートを通知することができるようになり、管理も容易となりました。

導入のメリット

  • 全てが異なるCD/DVDメディアの発行であっても、自動化をさせることができます。
  • 業務にかかる人的コストを削減できます。
  • 別途オプション(UNITEX FASTDVD DataProtector)を導入することにより配信メディアの暗号化も行えます。
  • システム管理者が容易にパブリッシャーの障害を検知し、対応をとることができます。
  • CD/DVDメディアは質のよいメディアで適切な管理状態であれば20年以上長期保管できます。
  • 一度作成されたCD/DVDメディアは物理的に書換え不可能な状態となります。
    データの改竄が防止できます。
情報配信システムの標準構成

ODA2004T(メディア発行パブリッシャー)  1台

構成価格:¥2,200,000~
(パブリッシャー:100枚4ドライブモデルの場合)