UNITEX ArchiveLT

LTOアーカイブソフトウェア

UNITEX ArchiveLT

LTOおよびHDD、オプティカルディスク・アーカイブへの
高速アーカイブ&リトリーブ、オフライン管理機能を
提供するアーカイブソフトウェア

特長(基本ソフトウェア)

UNITEX ArchiveLT

高速アーカイブ&リトリーブ

UNITEX ArchiveLTは、独自のデータ転送アルゴリズムにより、デバイスの性能を最大限に活かす高速データアーカイブを可能にしています。
デバイスはLTO以外にも、HDDやSSDなどのディスクストレージ、オプティカルディスク・アーカイブにも対応し、高速にアーカイブすることができます。また、複数のデバイスへの同時アーカイブやアーカイブ後の自動ベリファイ、LTOテープの暗号化など、重要なデータを安全に取り扱うための機能を多数搭載しています。

高速アーカイブ&リトリーブ 説明図

※SONY ODA連携

SONY社のオプティカルディスク・アーカイブとUNITEX USB LTO装置間のアーカイブ、マイグレーションを行えます。コマンドラインからのSONY ODAドライブ制御も可能です。
・オプションライセンスが必要です。

ソニー ODA 撤退

アーカイブデータのオフライン管理

アーカイブしたデータは管理情報に登録され、アーカイブデータのオフライン検索を行うことが可能です。LTOに保管されているデータを確認することや、目的のデータがどのLTOに保管されているかを容易に検索できます。また、アーカイブデータには任意のメタデータを最大15個まで登録することができます。例えば、メタデータにLTOの保管場所やデータの種類などを登録しておくことで多数のLTOの棚管理を容易に行うことが可能です。

アーカイブデータのオフライン管理 説明図

安心の履歴管理機能

大切なデータ資産の処理結果は自動的に保存され、履歴管理画面にて確認することが可能です。

【履歴管理機能】
・処理結果
・処理データ一覧
 ・処理時間
 ・ハッシュ値(MD5/SHA-1)
 ・入力元/出力先情報
 ・パフォーマンス情報
※画面での確認だけでなく、レポートファイルとして出力することも可能です。
履歴管理機能 説明図

アーカイブデータの整合性チェック

アーカイブしたデータは、各ファイルのハッシュ値が自動的に管理情報に登録されます。整合性チェック機能では、アーカイブデータからハッシュ値を再計算し、管理情報のハッシュ値と突合することにより、アーカイブデータに変更がないことを確認できます。

アーカイブデータの整合性チェック 説明図

他ソフトウェアからの移行

UNITEX FASTapeLTや他社のソフトウェアにて作成されたメディアをスキャンすることにより、UNITEX ArchiveLTの管理情報に追加することができます。本機能により、他のソフトウェアやシステムで作成されたメディアを取込み、UNITEX ArchiveLTで一元的にオフライン管理することができます。

他ソフトウェアからの移行 説明図

フォルダ監視機能(オプション)

フォルダを監視し、容量が設定値を超えたときに自動でアーカイブすることが可能です。容量超過の他に、ファイル数の超過や指定のファイル名の検出、監視先ストレージの空容量低下などでもアーカイブを開始することができます。監視カメラの撮影データなど、日々肥大化していくデータをLTOへアーカイブすることで、ディスク容量を節約し、コストを抑えることができます。

フォルダ監視機能 説明図

スケジュール機能(オプション)

「毎日6時」や「毎週金曜」というように、スケジューリングしてアーカイブすることができます。定期的なデータのバックアップなどを初回のジョブ登録操作のみで行うことができます。

スケジュール機能 説明図

クラウド連携(オプション)

  • クラウドとLTOに保存しているデータを一括管理
  • ユーザーPC上のデータ及び既存メディアを、LTOテープおよびクラウドへアーカイブ可能です。
  • アーカイブデータは、アーカイブシステム上からメタデータ等を使って検索が可能です。
  • 検索したデータは、LTO及びクラウドからリトリーブが可能です。
  • 例えば、利用頻度の高いアーカイブ直後はクラウドにてデータを公開し、公開期間満了後、LTOへ自動移行し、クラウド領域を圧縮することが可能です。
クラウド連携

ウェブブラウザ操作(オプション)

  • さまざまなOSや端末で、LTOにアクセスできる
  • Linux(Ubuntuなど), Mac, Windowsなど様々なOSから操作が可能です。
  • アプリケーションのインストール不要で、HTML5対応ブラウザによる簡単アクセスで操作が可能です。
ウェブブラウザ操作

AI写真自動振分け(オプション)

  • AIによる自動化・高速化で作業効率と収益の向上を実現
  • AI活用して写真に写っている人物を自動認識し、登録されている人物ごとに振分けを行う自動アーカイブが実行されます。
  • 人手作業による振分けが不要となり、作業負担の低減、時間短縮および管理の容易化が可能です。
  • スポーツ、雑誌、ドラマなどの選手、俳優等の撮影データの振分けなどに活用可能です。
AI写真自動振分け

TAR連携(オプション)

  • TAR形式を意識することなく、LTFS同様に利用可能
  • LTOテープへTAR形式でのデータ保存・管理が可能です。
  • LTFSが苦手な小サイズ大量ファイルでも高パフォーマンスでアーカイブ可能です。
  • 一般的なTAR形式の場合は、特定ファイル取り出し時は、先頭からの読み飛ばしが必要ですが、ArchiveLTの独自アルゴリズムで高速アクセスが可能です。
  • 別システムで作成のTAR形式テープも、ArchiveLTでスキャンすることでデータの管理が可能となります。
TAR連携

セレクティブアーカイブモード

  • アーカイブ対象を自動判別し、ストレージを有効活用
  • 本機能はアーカイブデータの定義ルール(更新日時、サイズ等)に基づきアーカイブ対象を自動判別する機能となります。
  • スケジュールジョブの元データの削除機能と組み合わせて、日々肥大化するファイルサーバ等のストレージの有効活用が可能です。
  • 編集中のファイルを処理対象外にすることでファイルサーバや監視カメラ映像などの不特定ユーザー及び不定期に更新されるストレージのアーカイブにも有効です。
セレクティブアーカイブモード

LTOネットワーク接続 (オプション)

  • LAN上にあるPCであれば遠隔でもLTOが利用可能
  • LTO装置をLAN上のPCから使用できます。複数台のPCでも利用可能です。
  • シンクライアントをはじめとする仮想OS (Hyper-VやVM Ware等)LTOテープ装置が対応していない環境でも利用可能。
  • 災害拠点等の遠隔地にLTOを設置することで、自動的にLTOへのデータアーカイブが可能となり、データの災害対策にも利用可能です。
LTOネットワーク接続

柔軟なシステム構成

ノートPCを利用したエントリー構成からテープライブラリをサポートしたミドルレンジ構成まで用途に応じて対応しています。

システム構成例 ※別途オプションライセンスが必要です。

用途

映像データや監視カメラデータなどの
さまざまな大容量データのアーカイブ

映像データは4K、8Kと大容量化が進んでいます。また、映像データは素材、プロジェクト、メタデータファイルなど管理対象となるファイルが多数存在します。その他デジタル資産なども含め、どのように保存、管理していくかが課題となっています。 UNITEX ArchiveLTでは、信頼性があり、コストパフォーマンスにも優れたLTOにデータを保存し、管理する機能により、この課題を解決します。

LTO資産のオフライン管理

UNITEX ArchiveLTでアーカイブしたデータは、管理情報に登録されます。また、過去に保存されたLTO資産や他のソフトウェアやシステムで作成したLTOも管理情報に登録することができ、一括してオフライン管理を行うことができます。
オフライン管理機能を利⽤することで、LTOを棚から出すことなく、どのデータがどこに保存されているかを容易に検索することができ、情報資産の有効活⽤ができるようになります。

ランサムウェア対策

重要なデータはLTOにアーカイブしてオフライン管理しておくことで、ランサムウェアなどによるセキュリティ被害を最小限に抑えることができます。UNITEX ArchiveLTでは保存されたデータが必要となった時に容易にデータを取り出すことができます。

仕様

動作環境要件

名称 対応装置/環境
CPU Intel Core i3 以上
(推奨 Intel Xeon E3 4Core 以上)
メモリ 2GB以上 (推奨 8GB 以上)
推奨インタフェース USB 3.0 以上 ※USB機器を接続する場合
SAS 6Gbps 以上 ※SAS機器を接続する場合
ディスプレイ 解像度 XGA 以上が表示可能なディスプレイ
対応OS
UNITEX ArchiveLT for Windows UNITEX ArchiveLT for Windows
SONY ODA 追加ソフトウェア
UNITEX ArchiveLT for Windows
LTOライブラリ追加ソフトウェア
UNITEX ArchiveLT for Windows
Web接続ソフトウェア
Windows 7 (x86/x64)
Windows 8 (x86/x64)
Windows 8.1 (x86/x64)
Windows 10 (x86/x64) ※Ver.1607以降
Windows 11 (x64)
Windows Server 2008 R2 (x64)
Windows Server 2012 (x64)
Windows Server 2012 R2 (x64)
Windows Server 2016 (x64)
Windows Server 2019 (x64)
Windows Server 2022 (x64)
Windows 10 (x64) ※Ver.1607以降
Windows 11 (x64)
Windows Server 2012 (x64)
Windows Server 2012 R2 (x64)
Windows Server 2016 (x64)
Windows Server 2019 (x64)
Windows Server 2022 (x64)

※SONY ODAは64bit環境のみの対応となります。またWindows7、8、8.1、Windows Server 2008R2は非対応となります。
Windows 7 (x86/x64)
Windows 8 (x86/x64)
Windows 8.1 (x86/x64)
Windows 10 (x86/x64) ※Ver.1607以降
Windows 11 (x64)
Windows Server 2008 R2 (x64)
Windows Server 2012 (x64)
Windows Server 2012 R2 (x64)
Windows Server 2016 (x64)
Windows Server 2019 (x64)
Windows Server 2022 (x64)
Windows 10 (x64) ※Ver.1607以降
Windows 11 (x64)
Windows Server 2016 (x64)
Windows Server 2019 (x64)
Windows Server 2022 (x64)
対応装置 LTOシングルドライブ LT90H/LT80H/70H/70/60H/60/50H/50(USB/SAS)
LTOラックマウントシステム LT80H/70H/70/60H/60/50H/50 (USB-RM/SAS-RM)
LTOライブラリ UNITEX LTSシリーズ ※1
Dual LTO Series
フラッシュメモリ/ディスクストレージ
SONY オプティカルディスク・アーカイブ ODS-D280U ※2
※1 LTOライブラリを使用する場合はLTOライブラリ連携オプションライセンスが必要です。
※2 SONY ODAを使用する場合はオプティカルディスク・アーカイブ連携オプションライセンスが必要です。
対応媒体 LTO ULTRIUMカートリッジ(LTFS形式、TAR形式 ※1
フラッシュメモリ/ディスクストレージ ※2
SONY オプティカルディスク・アーカイブカートリッジ ODC3300R ※3
クラウドストレージ (Google Drive、Amazon S3、Wasabi) ※4
※1 TARアーカイブオプションライセンスが必要です。
※2 FAT32 / exFAT / NTFS / UDF形式
※3 オプティカルディスク・アーカイブ連携オプションライセンスが必要です。
※4 クラウド連携オプションライセンスが必要です。

プライバシーポリシー

  • UNITEX ArchiveLTにおける個人情報の取り扱いにつきましては、以下の当社URLに示す個人情報保護方針に従います。
    https://www.unitex.co.jp/company/individual_info1.shtml
  • Google DriveはGoogle LLCの商標です。この商標の使用には Google 使用許諾が適用されます。その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標あるいは登録商標です。本文中では、™、®、© は省略されています。
  • Google Driveにおける個人情報の取り扱いにつきましては、Google APIサービスのユーザーデータポリシーをご覧ください。
    https://developers.google.com/terms/api-services-user-data-policy
  • UNITEX ArchiveLTがGoogle APIサービスを利用して取得する情報、取得方法およびその利用目的は以下の通りです。
    • 取得情報
      お客様が所有するGoogle Drive上のフォルダリスト、ファイルリスト、およびファイルの内容
    • 取得方法
      お客様の操作に応じてUNITEX ArchiveLTがGoogle Drive API(scope: https://www.googleapis.com/auth/drive.file)にアクセスして取得
    • 利用目的
      • お客様が所有するGoogle Drive上のフォルダリスト、ファイルリストをUNITEX ArchiveLTの画面上に表示するため
      • お客様が選択したGoogle Drive上のフォルダにお客者所有のデータを保存するため
      • 上記のGoogle Drive上に保存されたデータを、お客様指定のフォルダに取り出すため