2016年11月16日(水)、17日(木)、18日(金)の3日間、幕張メッセにて開催された国際放送機器展『InterBEE 2016』に出展いたしました。
今年は会場の規模も拡大され、3日間の来場者数が3万8千人超となり過去最多を記録。大盛況の中、弊社ブースへも数多くの方々が足を運んでいただき、終始活気のある充実した展示会となりました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
今春開催されたNAB Showで既に多くの4K/8K製品が発表されていましたが、
その勢いは留まらず、新たな製品が続々と登場していました。またそれに比例し、
お客様のアーカイブに対する関心の高さもうかがえました。
特に映像制作の現場におけるLTO-7の認知度はこれまで以上に高くなっており、
登場を待ち望んでいたという声を多く耳にしました。その理由のひとつに4K/8Kと
いった映像・音声等コンテンツの高解像度化によって従来のLTO-6では容量不足に
なってきたということが挙げられます。
昨年までは「LTOテープ装置ってどんなもの?」といったご質問が多い傾向に
ありましたが、今年は「増加していくアーカイブメディアをどのように管理していけば
良いか?」または「ディスク上に置いているアクティブなウォームデータとテープに
アーカイブしたコールドデータを透過的に管理し、検索して簡単に取り出せる仕組みを
構築したい」等、かなり変化した印象を受けました。
今後は、LTO製品の利用拡大に伴って増えているテープメディアの保存・管理を
より容易にする必要があり、その点で弊社の独自ソフトウェアをはじめとしたLTO
アーカイブソリューションが有効活用できるのではないかと考えております。
今回は『Strong Storage』をテーマに、世界で初めて製品化したUSB接続
LTOドライブをはじめ、アーカイブソフトウエア、BD/DVD製品及び関連
ソリューションを出展。
ドローン撮影やVR等今後増え続けていく膨大な映像資産の保存、編集現場に
おける大容量データの効率的な受け渡しとデータ共用、そして過去資産として
様々なメディアに分散して保存されている映像データを最新世代のLTOに
マイグレーションして保存効率を高める仕組みをご紹介しました。
ブース内で放映していたプレゼン動画では、各現場における最適なアーカイブ
メディアの選定などにも触れています。
最も注目度が高かったのが、LTOや他のメディアへ同時にコピー&ベリファイが行える
『FASTapeLT』、そしてアーカイブに特化したハイグレードソフトウェア『ArchiveLT』
です。これまでは「いかに速く、確実にデータを保存するか」にフォーカスを当てて
開発を進めてきましたが、オフラインでのメディア管理機能、大量ファイルのアーカイブ
速度を向上する集約・分割アーカイブ、フォルダの容量またはファイル数をアーカイブの
トリガとするフォルダ監視機能、スケジュール実行機能などを追加し「より簡単に、
より有効的に、4K/8Kデータを運用・管理」できるよう、ユーザビリティを重視した
設計へと進化しました。
またAPIやコマンド連携も可能なため、既存のシステムにLTOなどを使用したアーカイブを
組み込みたいというお客様にもおすすめです。
今回も弊社ブースへ初めて来訪される方々も多く見受けられ、さまざまな目的を持たれた
お客様にご来場いただきました。また、皆様が抱えられている課題を伺えたり、弊社製品への
評価や今後の期待感を共有できたりと、実に有意義な展示会だったと言えます。
また、JEITA(テープストレージ専門委員会)様、製品提供というカタチでコラボレーション
させていただいたIBM様、Lenovo様、milestone様、SONY様、そして弊社製品『LT70 USB』
を各社ブースにて展示していただいた富士フイルム様、オラクル様、伊藤忠ケーブル様、
多大なるご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
これからもユニテックスでは、お客様にいただきました声を生かし、ご期待に応えられますよう
精進してまいります。
弊社ブースにご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。この場を借りまして、
御礼申し上げます。
以上、Inter BEE 2016 UNITEX 展示ブースのレポートでした。
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